表札の設置場所

戸建ての場合、基本的には家の一番外側に設置する事が多いと思います。門扉があって中に入ってから表札があると来客者から見えない、もしくは、来客者が門扉より中に入ってから確認する必要がありますね。インターホンが玄関扉の近くにある場合でも表札は門扉よりも外に付ける方が分かりやすいです。

マンションやアパートの場合は玄関用と集合ポストの二つを用意するのが一般的です。



エクステリア(戸建て)

最近の戸建てによく設置されてあるのですが、メーカーによって種類は様々ですね。
大抵の場合は表札を取り付ける部分があると思いますが、デザインによってはそれを無視して好きなところに付けても構わないと思います。

サイズの変更が効く表札であれば、エクステリアに合わせてオーダーするのが一般的です。



ユニット(マンション・アパート)

マンションやアパートにはほとんどの場合、ドアの右上または左上にユニットが設置されていると思います。そのユニットに表札を入れる部分があるはずです。
それ以外の場所に表札を付ける場合はマンションの管理者、または管理会社に確認が必要です。マンション・アパートは賃貸・分譲問わずに扉より外側は共有部分に当たる所が殆どだと思います。



壁面(戸建て)

特に表札を取り付けるようなユニットやエクステリアが無い場合は、玄関ドアやインターホン近辺の壁、または門扉の近くの壁に取り付けると思います。



扉(主に戸建て)

エクステリアやユニットも無く、壁にも取り付ける場所が無い、または扉が一番わかりやすくて良いという方もいらっしゃると思います。

しかし、扉に取り付ける場合は注意が必要です。接着剤で取り付けるとなると外すことが困難であり、外しても接着剤の跡が残ります。屋外用などの強力な両面テープもありますが、扉は常に開け閉めします。軽いものだと問題ありませんが、重い表札(厚みのある金属や天然石など)だと接着剤の経年劣化で表札が落ちてしまい、表札がダメになってしまったり最悪の場合は誰かが怪我をする可能性もあります。

また、賃貸のマンションやアパートなどでは扉に何かを直接取り付ける事を禁止している所がほとんどです。たまに無許可で何かを取り付けている方がいますが、それを剥がすための費用を請求される、もしくは実費で修繕する様に言われるのでやめましょう。

許可が取れる場合でも、接着剤はダメなどの制約がある場合があるので注意です。



門扉「もんぴ」(主に戸建て)

上の項と似た感じですが、エクステリアやユニットも無く、壁にも取り付ける場所が無い・または門扉が一番わかりやすくていいという方もいらっしゃると思います。
門扉も常に開閉して振動があるので、取り付ける場合はしっかりと固定しましょう。



ポスト

ポストに表札を付けることも出来ます。
マンションやアパートですと一階部分に集合ポストがあることが多いので、そこに表札(ポストプレート)を付けて済ます方も多いですね。
戸建ての場合はポストプレートと表札の二つを用意されることも多いです。



設置場所の注意

塗装された箇所への設置は注意が必要です。
何故かと言うと、設置個所が塗装されている場合、塗膜が形成されています。
したがって、接着剤や両面テープで取付を行うとしても、その塗膜の上から接着することになり、耐久度が弱くなります。
どういうことかというと、天然石などの重い表札を塗膜の上から接着した場合、塗膜が劣化すると塗膜ごと剥がれ落ちてしまいます。

壁面や門扉に限ったことではありませんが、重い表札を取り付ける際は、設置個所が素地であるということの確認が必要です。


スポンサーリンク